【阪神】「これ打たんかい!」井上広大が糸井SAから試合球より重い「超人ボール」トレ伝授

  • 井上(左)に打撃指導を見守る糸井臨時コーチ(撮影・上田博志)
  • クリケットバットを振る井上。中央は糸井氏、左は佐藤輝(撮影・上田博志)
  • 臨時コーチとしてクリケットバット持参で宜野座に現れた糸井SA(撮影・加藤哉)
  • クリケット用バット持参で球場に到着した糸井SA(撮影・加藤哉)

阪神井上広大外野手(23)が糸井臨時コーチから「超人ボール」を使った練習法を伝授された。室内でのティー打撃で、試合球より重い白と青の特別球を使用。「『これ打たんかい!』って言われて。重いので、ヘッドを返して打つより右手で押し込む感じ。普通の球に戻した時に打つと、つかまるのがわかる感じです」と効果を明かした。

糸井SAは、日本ハム時代の同僚、小笠原道大が使用していたのを参考にしたという。「ズシっと来るのでパワーもつく。押し込むのが大事なのでその感覚が出しやすい練習」と説明。「タイガースは将来性を感じる若手がいっぱいいるので楽しみ」。井上らが超人ボールを使ってパワーアップする姿に期待を込めた。

井上は5年目の昨季、3本塁打、8打点でブレークの予感を漂わせた。今季は前川や中距離砲の新外国人、ラモン・ヘルナンデス内野手(28=メキシカンリーグ)らと激しい左翼バトルに臨む。糸井塾の成果発揮が楽しみだ。【伊東大介】

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