【日本ハム】投手の山崎福也、名前入りバットにロゴ入り打撃用具一式そろえ記録狙う

  • ブルペンで投球練習をする日本ハム山崎(撮影・永野高輔)
  • ブルペンで投球練習をする日本ハム山崎(撮影・永野高輔)
  • ブルペンで投球練習をする日本ハム山崎(撮影・永野高輔)

“宮城風バット”でパ・リーグ投手最長記録の5年連続安打を狙う。日本ハム山崎福也投手(32)が今季、自らの打撃用具一式を整えた。バットは、昨季まで使っていたオリックス時代の後輩投手、宮城大弥投手(23)モデルをやや軽くしたもので、今季は自身の名前も刻み込んだ。レガース、エルボーガード、打撃用手袋も自身のロゴ入り。沖縄・名護キャンプではすてきな“マイグッズ”をフル活用し、得意な打撃にも磨きをかけていく。

1月30日の名護入りの際は「田宮のバットを借りようかな」と話していたが、宿舎に着くと、メーカーから打撃用グッズ一式が届いていた。「僕も知らなかったんです。ミズノの人にロビーでもらいました。(感触は)良かったです。初めて全部オーダーしたので、それがすごくよかったですね」とうれしそうに話した。

重量は870グラム前後で、昨季まで使っていた“宮城モデル”をさらに10グラム程度軽くした。操作しやすいようにと、とにかく軽さにこだわった。「真ん中あたりに重りがあるような感じ」の“NPB史上最軽量”と呼べそうなマイバットで、ソフトバンク杉内が11年まで記録した、パ投手最長の5年連続安打を狙う。

本職の投手としては3日、キャンプ入り後初めてブルペン入り。捕手を座らせ46球投げた。ややインステップ気味だった右足の踏み込みを、より捕手方向にまっすぐ出すことを意識。「去年よりはだいぶまっすぐになったかなという感じはします。窮屈感があったので、そこをなくすために右足を真っすぐに」と狙いを説明した。

昨季は新庄監督から本拠地開幕戦先発に指名されていたが、今季は未定。「しっかりと投げられる準備を。自分自身のレベルアップをしっかりやって。バッターには、いずれ投げるので、そこで結果を残していきたい」。足だけでなく、気持ちも開幕ローテを真っすぐに見据え、仕上げていく。【永野高輔】

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