【契約更改2024全文・DeNA浜口遥大】中継ぎ転向への覚悟語る/4600万円

DeNA浜口遥大投手(29)が決意の契約更改に臨みました。今季は先発で11試合に登板も、プロ8年目で自己ワーストの2勝止まり。球団に、覚悟を持って来季の中継ぎ転向を直訴しました。日本一を決めた日本シリーズ第6戦ではリリーフとして1回無失点に抑え、ファンをあおる気迫の投球を見せた左腕。メキシコでのウインターリーグでリリーバーとしての経験を積み、来季から中継ぎとして新たな役割を全うします。契約更改後の会見をお伝えします。

プロ野球

浜口遥大(はまぐち・はるひろ)1995年(平7)3月16日生まれ、佐賀県出身。三養基(みやき)高-神奈川大。16年ドラフトでは柳(中日)佐々木千(ロッテ)の外れの外れ1位でDeNA入団。17年4月9日・中日戦でプロ初勝利。1年目の同年に10勝(6敗)をマーク。今季は11試合、2勝4敗、防御率3・25。通算135試合、44勝46敗、2ホールド、防御率3。76。173センチ、80キロ。左投げ左打ち。

「全然貢献できてない1年」

―サインはしたか

はい。ダウンです。

―年俸の増減は

800万ダウンですね。

―今季を振り返って

チームに全然貢献できてない、そんな1年でした。

―苦労した部分は

結果が出てないので、苦しいところはありましたけど、でも結果の世界なので。来シーズンは中継ぎで、という話を球団の方と話をさせていただいた。

―メキシコのウインターリーグでも中継ぎでの調整

はい。それが一番です。

「結果出なければユニホーム脱ぐことに」

―中継ぎ転向への思い

もう本当に来年1年結果が出なければユニホームを脱ぐことになると思いますし、なかなか先発としてここ数年パフォーマンスも出せてなかった。何か自分としてもきっかけが欲しいなと思ってました。

今シーズンもファームの方で何試合か中継ぎで登板することあったんですけど、その中でこういうものが出せればいいのかなっていうような手応えもあったので、そういったものを含めて、覚悟を決めて中継ぎをやらせてほしいというふうに伝えさせていただきました。

―自分の意思?

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1998年3月生まれ。東京都あきる野市出身。都立富士森では硬式野球部に所属。中大商学部を経て、2020年4月入社。同年10月から野球部配属で同12月から巨人担当、24年1月からDeNA担当を務める。 趣味は海外サッカーなどのスポーツ観戦、映画鑑賞、サウナ。下手くそだけどマイブームはゴルフ。好きな食べ物は地元の八王子ラーメン。