【中日】井上監督30分鬼ノック「ダーティーハッスル99」ドラ2吉田聖弥は松葉づえで球場後に
井上一樹監督(53)が自らノックの打球を打つ「ダーティーハッスル99」と題した特守に大野雄大投手(36)、清水達也投手(25)、ドラフト2位吉田聖弥投手(22=西濃運輸)が参加。
エラーするとその場で連続回転ジャンプスクワットのペナルティー付きで、30分超の猛特訓。何度もエラーし飛び続けた吉田はヘロヘロ。最後の残り4本で右足ふくらはぎ付近がつり、その場に倒れ込み、松葉づえで球場を後にした。
KOした井上監督は「足がつっただけ。大事にはいたってない。『アマチュアだから弱いんだよ!』って言ったけど、ちょっと焦りましたよ」と冷や汗。病院には行かず3日以降は状態を見る。
猛特訓の理由は「実戦が早まってる中、キャンプ中に1回、泥んこじゃないけど足ヘロヘロですっていう感じをつくらないと。投手コーチから監督が打った方が選手も動きますよと言われた」と説明。ルーキー吉田にプロの厳しさを教えた恐怖のノックは、今後も3人ずつ指名し行われる予定。3年連続最下位のチームを、自らのバットで鼓舞する。