【札幌レター〈21〉】「代表やレアルが目標ではない」ルーカス!札幌に家買っちゃえ

北海道コンサドーレ札幌MFルーカス・フェルナンデス(29)がクラブの外国籍選手J1最多出場を更新している。J1通算127試合9得点(7日現在)。ブラジル人ドリブラーに札幌でのこれまでの5シーズンを振り返ってもらい、今後のサッカー選手としての夢などについて語ってもらった。

サッカー

クラブ外国籍選手最多のJ1 127試合

ミニゲームでボールを競るルーカス。札幌5シーズン目を送るブラジル人ドリブラーは献身的プレーでチームを支える

ミニゲームでボールを競るルーカス。札幌5シーズン目を送るブラジル人ドリブラーは献身的プレーでチームを支える

ルーカス・フェルナンデス

1994年4月24日、ブラジル生まれ。13年CRB(当時ブラジル3部)でプロ入り。14年にフルミネンセに移籍し、アトレチコ・パラナエンセほかブラジル国内の複数クラブでプレー。19年札幌に期限付き移籍し、20年に完全移籍。19年2月23日第1節湘南戦でJ1デビュー。174センチ66キロ。利き足は右。家族は妻。今年12月に第1子誕生予定。

19年加入も当初は順応できず苦労

ルーカス・フェルナンデスは札幌でJ1通算127試合に出場している。外国籍選手では最多、日本人選手を含めた全体では7位だ。7年連続J1で戦うクラブのために、献身的にプレーする。

ルーカス 積み重ねてきたものがそういう数字になったことは、個人的にはうれしい。引き続き記録を伸ばしていけたら。同じクラブでこれだけ長くプレーをしたことがない。クラブにも感謝しているし、支えてくれたチームメート、サポーターにも感謝している。

19年にブラジル1部フルミネンセから期限付き移籍で加入し、20年から完全移籍。海外クラブ初挑戦を迷ったが、背中を押してくれたのは妻カロリーネさんだった。

ルーカス 決断するには時間がかかった。当時はまだ結婚していなくて、今の奥さんとお付き合いしている状況だった。迷っていたけど、「私も日本に行く」と言ってくれて決めた。自分のキャリアにおいていい決断だった。間違っていなかった。

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スポーツ

保坂果那Kana Hosaka

Hokkaido

北海道札幌市生まれ。2013年から高校野球などアマチュアスポーツを担当し、2016年11月からプロ野球日本ハム担当。
2017年12月から北海道コンサドーレ札幌担当。冬季スポーツの担当も務め、2022年北京五輪ではノルディックスキー・ジャンプや複合を取材。