~150秒にかける青春・写真特集~ディビジョン1決勝全チーム掲載 笑顔と涙〈1〉

そこには、たくさんの笑顔と涙があった。1月27~28日に東京・武蔵野の森スポーツプラザで開催されたチアリーディングの全日本高等学校選手権大会。自由演技競技はディビジョン1、2ともに箕面自由学園(大阪)の大会2連覇で幕を閉じた。記事にならなかったチームにもそれぞれにドラマと感動がある。たくさんの写真とともに大会を振り返る。(敬称略)

その他スポーツ

〈全日本高等学校選手権大会 写真特集〉

第1弾は4~19位の16チーム

写真特集の第2弾は15日に公開!
1~3位と興南は単独企画で掲載

【全日本高校選手権大会】

〈自由演技競技ディビジョン1 最終成績〉

1位箕面自由学園、2位梅花高、3位目白研心

4位如水館、5位東京高、6位千葉明徳、7位愛工大名電、8位大産大付、9位横浜女学院、10位広尾学園、11位神奈川県立茅ケ崎高、12位福岡大大濠、13位成立学園、14位神奈川県立住吉高、15位広島県立瀬戸内高、16位日大高、17位法政第二、18位日大習志野、19位都立雪谷高

20位法政大高、21位国士舘高、22位恵泉女学園、23位相模女子大高、24位清林館高、25位札幌旭丘高、26位駒沢大高、27位流通経大柏、28位日本女子大付、29位静岡北高、30位大阪学院高、31位神奈川県立生田東・百合丘高、32位女子聖学院高、33位都立新宿高、34位興南高、35位富山商

審査対象外=中京大学附属中京(怪我による演技中断)

 

どんなスポーツでも、喜び、嬉し涙を流す選手はそう多くはない。

勝者とは一握りだから。

ほとんどが練習の成果を出し切れずに敗れていく。

もしくは、その舞台に立つことすらできなかった人もいる。

ただ、勝者だけが輝くのではない。

1つの夢を追い続け、青春時代の多くの時間をささげてきた努力の結晶は、たとえ夢破れたとしても美しい。

江口和貴カメラマンが撮影したディビジョン1の決勝で演技をした全チームを2回に分けて掲載する。

輝いた瞬間を、努力の結晶を―。

会員限定ページにはディビジョン1の4~19位までの全チームの演技写真、愛工大名電THUNDERSの記事、大産大附FIGHTING ANGELSのコメント、箕面自由学園の野田監督のワンポイントレッスンも掲載!

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編集委員

益子浩一Koichi Mashiko

Ibaraki

茨城県日立市生まれ。京都産業大から2000年大阪本社に入社。
3年間の整理部(内勤)生活を経て2003年にプロ野球阪神タイガース担当。記者1年目で星野阪神の18年ぶりリーグ制覇の現場に居合わせた。
2004年からサッカーとラグビーを担当。サッカーの日本代表担当として本田圭佑、香川真司、大久保嘉人らを長く追いかけ、W杯は2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会、ラグビーW杯はカーワンジャパンの2011年ニュージーランド大会を現地で取材。2017年からゴルフ担当で渋野日向子、河本結と力(りき)の姉弟はアマチュアの頃から取材した。2019年末から報道部デスク。
大久保嘉人氏の自伝「情熱を貫く」(朝日新聞出版)を編集協力、著書に「伏見工業伝説」(文芸春秋)がある。