木村厩舎の現3歳世代は26頭出走し、17頭が勝ち上がった。牝馬レガレイラがホープフルS、チェルヴィニアがアルテミスSを制すなど、今年の2歳馬への期待も高まる。
クライスレリアーナ(牝、父サートゥルナーリア)は6月2日東京芝1600メートルでデビュー予定。1日に再入厩し、調整が進んでいる。木村師は「トラブルなく順調です。健康でなによりです」。母シユーマはG1・2勝馬、伯父シユーニは仏トップ種牡馬だ。
ウィンターベル(牡、父バゴ、母ノチェブランカ)も6月デビュー予定。「まじめな馬ですよ」。祖母にはバーデン大賞、独オークスを勝ったナイトマジックがいる。
エンジェルラダー(牝、父ナイキスト、母ティズミズスー)は半姉セランがUAEオークス3着馬。「形もいい。遅生まれだからゆっくりかな」。
木村厩舎で重賞3勝を挙げたプリモシーンの初子プリモシークエンス(牡、父エピファネイア)はゲート試験を合格済み。ダービー馬レイデオロの半妹ラドラーダの22(牝、父キズナ、馬名予定ブリッサドラーダ)など、重厚な布陣だ。【松田直樹】