皆様いかがお過ごしでしょうか。私はこの夏「推し馬さん達」の応援をするために、小倉競馬場と新潟競馬場へ行ってきました。
まずは北九州記念を観戦するために小倉競馬場へ向かいました。この旅にはもう1つ「乗り鉄(私)の夢をかなえる旅」という目的があったので、産駒と2人でレース前日から出発しました。
乗りに行ったのは新大阪発「500系HELLOKITTY新幹線」。新幹線の中で一番好きな500系に1度でいいから乗ってみたい!という私の夢をかなえるため、今回の遠征に合わせて予約を取りました。乗車前日はワクワクとワンオペ遠征だという不安もあり、眠れないまま朝を迎えました(笑い)。
当日張り切って新大阪駅へ。ホームで待っているとKITTYちゃん新幹線が入線してきます。その姿を一目見ようと産駒を抱えて右往左往。周りにも同じような親子連れや海外の方がたくさんいはりました。KITTYちゃん新幹線の姿をカメラに収めていざ乗車。席を発見し、ひと息つく間もなく、売店や撮影場所のある先頭車両へ。車内はいたるところにKITTYちゃんがいて産駒も大喜びでした。
売店であれこれ買い込み、席に戻りほっとひと息…する間もなく岡山駅で下車。というのも500系はこだま運行なので、小倉まで乗り続けるには産駒の体力が持たないと判断し、岡山からのぞみに乗り換えることにしました。そしてN700系に乗り換え小倉へ。競馬場には行かず門司港へ移動しました。
この日、北九州市は線状降水帯が発生していて、到着日を含め数日、大雨予報だったのですが、実は私(自称)晴れ女。厩務員さん時代、担当馬の競馬時も雨予報をかわすことが多く、私が屋外にいる時は雨がやむことが多々ありました。今回も例外ではなく、私と産駒が門司港レトロの街並みを散歩中は雨が降らず、ホテルに戻ってから土砂降り。翌日の競馬を心配しながら眠りについたのでした。
翌日、少し時間があったので船で下関に渡り遊園地へ。産駒(5歳児)でも楽しめる乗り物ばかりで「お母さんは競馬場に行きたいねーん」と叫びつつ、ジェットコースターに3回も乗せられたのでした(笑い)。この日も雨は降りそうでしたが、ありがたいことに屋外にいる間は降らず、しまいには太陽まで顔を出し蒸し暑い日になりました。
いよいよお目当ての北九州記念発走が近づいてきたので競馬場へ移動。今回は推し馬さんであるヤクシマ号、そして私が祖母・母馬を担当していたメディーヴァル号、ピューロマジック号きょうだいの応援にやってきたのでした。結果はピューロマジック号の見事な勝利で、メジェルダ号は重賞勝ち馬の母ちゃんになり、改めてこの血統はすごいなと感動していると、私がメジェルダ号やその母メリュジーヌ号を担当していたことを知っている方たちからもメールをたくさんいただき、とてもうれしくなりました。
その後、表彰式を見ようと関係者席に向かうと、プレゼンターでいらっしゃっていた俳優の市原隼人さんが目の前に。思わず産駒の手をつかみブンブン振り回しながら「市原さーん」とお呼びすると、こちらに向き直ってお手ふりをくださいました。いつもながらのミーハーを発揮いたしました(笑い)。ドラマ「おいしい給食」や「正直不動産」が大好きな私は、ますます市原さんのファンになったのでした。
そんな小倉遠征から1カ月後。私と産駒はアイビスSDに出走するメディーヴァル号とハギノメーテル号を応援するため、新潟競馬場に向かっていました。
この日の新潟は雨予報が出ていました。相方さんが「できるなら良馬場で走らせてあげたいな」と言うていはるので「私が行くから雨は降らない!」と根拠のない自信たっぷり発言をしていました(笑い)。新潟に到着すると雨も降らず、涼しく過ごしやすい気候。その上、メディーヴァル号は絶好の枠を引き当て得意の千直。ハギノメーテル号も雨が降らなければ作戦通りいい馬場で走ることができる。これは一発あるぞとなぜか私が自信満々で臨みました。
ただ、ここで誤算だったのは産駒が「トイレ行く」と言い出したこと。そのタイミングで屋内に入るとほんまに雨が降ってきたのです。実はこのメインの後の8Rのパドック中も、産駒のお手洗いについて行っている間にスコールのような雨が。あながち坂井晴れ女説は当たっているのかもしれません(笑い)。
レースは両馬ともスタートが決まり、ハギノメーテル号は最内に、メディーヴァル号は大外へ。ゴール前あと1歩のところで届かず、わずかな差でメディーヴァル号は5着。ついつい「あー悔しい」という言葉が口から出てしまいました。その後8Rの推し馬さんもあと1歩のところで届かず。
しかし7R、8Rでの私の悔しい思いを感じ取ってくれた次の推し馬さんが、見事な勝利をおさめてくれはりました。そして馬主様にご承諾をいただき、初めて産駒とウイナーズサークルでお写真を撮るという大変貴重な経験をさせていただけました。久々にあの場所に立ち、やはりここの景色は最高やなとウルウルしていたのは相方さんにも産駒にも秘密です(笑い)。
そして帰路は乗り鉄の旅「初めてのE7系・一生に1度のグランクラス体験」をしたいと駄々をこね(笑い)、念願のグランクラスへ。他に乗られる方がいらっしゃらなかったので、あの高級シートをフルフラットで倒し、もう1度乗れるようにお仕事頑張るぞと心に誓ったのでした(笑い)。
さて今回はこのあたりで。秋競馬もたくさん各地の競馬場に行きたいと思います。それでは皆様ごきげんよう。