フィギュア2024.12.23 12:00

竹本穂乃加

フィギュアの世界選手権出場が決まり、ポーズをとる（前列左から）シングルの壷井達也、佐藤駿、鍵山優真、坂本花織、千葉百音、樋口新葉、（後列左から）ペアの森口澄士、長岡柚奈、木原龍一、三浦璃来、アイスダンスの森田真沙也、吉田唄菜（撮影・藤尾明華）

五輪枠取りへの決意

―代表に選出された今の気持ちと、大会に向けた抱負を教えてください

鍵山まずは全日本選手権を優勝することができて、世界選手権の1枠目を確実に獲得することができて、すごくほっとしていますし、うれしく思っています。世界選手権に向けては、目標としては、今まで3回出ているんですけど、3回とも銀メダルだったのでそろそろ金メダルを取れるように頑張りたい気持ちと、あとは来年のオリンピックの枠取りが懸かっているので、引き締めて。このメンバーならいつも通りのいい演技をしたら確実に枠を摂れると思うの、まずは自分のやるべきことに集中したいと思います。

フィギュアの世界選手権出場が決まり、記者会見する鍵山優真（撮影・藤尾明華）

佐藤まず初めて世界選手権に出場することができて、本当にうれしく思っています。そして、全日本選手権で悔しい結果に終わってしまったので、世界選手権では笑顔で、最後まで滑りきれるように頑張りたいと思っています。そして、やはり枠も懸かってくると思うので、頑張っていきたいと思っています。

壷井初めての世界選手権に出場できるということで、率直にうれしく思っています。自分が実力的に世界選手権の代表としてふさわしいのかどうかはまだちょっと自分の中で整理できていないところがあるんですけど、こうして代表に選ばれたからには3カ月間、自分ができるすべての練習をスケートに捧げたいと思っていますし。そこで、世界選手権で最高の演技をして、来年の枠取りに少しでも貢献したいなという風に思っています。

―世界選手権は、五輪まで残り1年を切った中での開催となります。その舞台で、アピールしたい部分を教えてください

本文残り75％　（2539文字／3383文字）