【妄想の偏愛の極み】もし記者が球場オーナーになったら招きたい〝球場メシ〟候補たち

夏の甲子園取材の疲れがたまっているようで、どこかの新球場のオーナーになる夢を見ました。正夢になったらスタジアムグルメ、いわゆる〝球場メシ〟のテナントにどこを入れるか、選びたい放題だったりして―。プチ旅人として全国各地、いろいろ食べてきました。食欲の秋。偏愛と妄想を書き散らします。

プロ野球

金子真仁

金子真仁

金子真仁｢野球と旅をこじつける｣一覧

■札幌｢ゑん神｣のみそラーメン(食べログ3･48)

テッパンながら「選手の好きなもの」というのは外せない。北海道出身の西武佐藤龍世内野手(27)に、札幌で好きなラーメン店を尋ねた(彼は遠い厚岸町出身だけれど)。

「炎神が好きです! うめえです!」

というわけで東京6大学野球の北海道出張の夜に足を運んだ、すすきのエリアの「ゑん神」。創業店の「炎神」はすでに店を閉めており、流れをくむ「ゑん神」が営業している。

ブレンダーで泡立てたスープは、従来のみそラーメンとは一線を画す。健康診断の数値がちょっとあれだったので控えなければいけないのに、けっこうスープを飲んでしまった。そんな1杯。内定です。

■釧路｢藪蕎麦｣の鶏そば(食べログ3･37)

やんちゃキャラながら、けっこう味わい深い店を知っている西武の背番号10。私がどこへでも行くのをいいことに、彼の故郷近くも勧められたことがある。

「藪蕎麦、行って下さいね! 釧路の」

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金子真仁Masahito Kaneko

Kanagawa

1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2％、ならびに同2度以上到達率48.２％で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。