【誹謗中傷対策講座】世知辛い世の中に必携!「ネイビーズアフロ」みながわの初著書

漫才コンビ「ネイビーズアフロ」みながわ(32)による初の著書「誹謗中傷対策講座 どんな悪口も一瞬でポジティブ変換!」(飛鳥新社)が、11月21日に発売されます。周囲から嫌な言葉を投げかけられても、プラス思考で受け止めるみながわ流ノウハウを解説。「会社の上司からパワハラまがいの言葉を投げかけられても、笑って受け流してほしい。そのために、この本を参考にしてもらえたら」と熱っぽく語りました。

お笑い

◆みながわ1992年(平4)9月22日、京都市出身。堀川高校の同級生だったはじり(32)と、ネイビーズアフロを11年11月11日結成。20年NHK上方漫才コンテスト優勝。21年上方漫才大賞新人賞受賞。コンビで読売テレビ「かんさい情報ネット ten.」、ラジオ大阪「和田麻実子のみみよりだんご」に出演中。趣味は動画投稿、勉強、ラジオ、マラソン、サッカー、ミスターチルドレン。身長182センチ。11月23日にネイビーズアフロ単独ライブ「唯一M二~寒い冬に耐えるための127回目の単独~」(よしもと漫才劇場)を開催する。

悪口を笑いに

本のテーマは「悪口を言われたら、こんなふうに受け止めよう」というもの。

たとえば「お前、友達おらんやろ」と言われた場合。みながわはX(旧ツイッター)で「おらん(オラン)とはアルジェリアにある都市で、その名前の由来は『2頭のライオン』だそうです。つまり『友達オラン』とは『2頭のライオンが友達』と理解できます」と解説する。

すなわち「お前、友達オランやろ」と言われたら「君って、強い友達に囲まれているんだね、と受け止めてください」。

大胆過ぎる「こじつけ」ではあるが、そのように理解することで、自分への悪口を笑いに変えてしまう。

みながわ社会人として仕事をしていれば「お前はアホか!」「辞めてしまえ!」など、会社の上司から心ない言葉を吐かれることもあるでしょう。

そんな時、過度に責任を感じたり、1人で悩みを抱え込む必要はないんです。僕の本を読んで「あ~アホらしい」と笑い飛ばしてください。どんな言葉をぶつけられても、こちらがポジティブに返すんです。そうすれば「アホ!」と言われた方が、かえって「おいしい」と思えるようになりますよ。

中川家のトークきっかけ

初の著書「誹謗中傷対策講座 どんな悪口も一瞬でポジティブ変換!」では、行き過ぎた誹謗(ひぼう)中傷の言葉に対し「このように受け止めれば傷つかない」「笑いに変えられる」具体例が短編集のようにズラリ。

SNSに書き込んだ何げないコメントが思わぬ炎上を招いてしまう現代、こうした「対策」が効果的なのかもしれない。

みながわ今くるよ師匠が亡くなった時(2024年5月)、ずっとお世話になっていた中川家さんがラジオで師匠のエピソードを話していました。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。